令和の根性

無理に気付いて、立ち直ること

津田慶

1/25/20261 分読む

私は小さい頃、
「慶は泣き虫で根性なしやな〜」とよく言われていました。

実際、よく泣いていたし、
一つのことを忍耐強くやり続けるよりも、
次から次へと新しいことをやりたがるタイプだったのは確かです。

当時は、それが良くないことのように感じていました。
でも今振り返ると、環境や状況にあわせて動き方を変え、
その都度、気持ちや関心を立て直してきたとも言えます。

少し調べてみて知ったのですが、
「根性」という言葉は、もともと仏教語で、
人が生まれ持つ資質や能力の傾向、
向き不向きや個性を表す言葉だったそうです。

それが明治以降から昭和の日本で、
「無理をしてでも耐えること」
「気合と我慢で乗り切ること」
という意味合いで定着していきました。

どちらが正しい、という話ではありません。
言葉の解釈は、時代や状況の中で変わってきているということです。

だからこそ、
根性を、令和の私たちのために再定義してみませんか。

今、私たちに必要なのは、
無理をして頑張り続ける昭和の根性より、
無理に気づいて、立て直す令和の根性。

英語でいう「レジリエンス」に近い感覚です。

耐えるよりも、立て直す。
前進あるのみではなく、
立ち止まって周りを見渡す。

風に揺れている柳の木と枝のように、
しなやかでいることを大切にする。

どうでしょうか。

生きがい・IKIGAIと同じように、
慣れ親しんできた言葉や感覚も、
今の自分や時代に合う形に育て直せたとしたら。

少し、心と体がスーっと軽くなる気がします。

あなたは、ご自身の「根性」をどう表現されますか?