ブランディングとポジショニングの違い

日本では、「ブランディング」という言葉の受け取り方の違いがあるのはないかと感じています。

津田慶

2/18/20261 分読む

ブランディング。ブランド。

そう聞いて、何を思い浮かべますか?

私は、

高級ブランド。
いわゆる「ハイブランド」のバッグや腕時計。

日本では「ブランド=特別なもの」。
身につけるには、少し気を張るもの。

そんな感覚が、どこかにある気がします。

私自身も、正直に言うと
「パーソナルブランディング」という言葉には、少し距離を感じていました。

何かを誇示するような、
自分を大きく見せるような。

どうしても、そんな響きに聞こえてしまうからです。

だから私は、「パーソナルブランディング」とはあまり言わず、
代わりに、「パーソナルポジショニング」という表現をします。

ポジションは、立ち位置。

野球やサッカーにポジションがあるように、
企業や組織にもポジションがあります。

でも、パーソナルポジショニングで扱うのは、
「ピッチャー」「ボランチ」「主任」「課長」
といった肩書きではありません。

私たちが、いまどこに立っていると感じているのか。
どんな役割を引き受けようとしているのか。
どんな視点から世界を見ているのか。
そして、どこに向かいたいのか。

つまり、

「どう見られたいか」ではなく、
今、そして将来「どこに立ちたいか」という問いです。

ブランディングが「認知」の話だとすれば、
ポジショニングは「関係性」の話。

誰の隣に立つのか。
どんな課題のそばに立つのか。
どんな場に身を置くのか。

500万人を上回った日本のLinkedInファミリーが、
これからどんな文化を育てていくのか。

「ブランドをつくる場所」になるのか、
それとも、お互いの「立ち位置を磨く場所」になるのか。

私は後者の可能性に、少しわくわくしています。

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