社内研修の企画・実施・運用には、「クロスリード」の視点が不可欠です。専門性の高い知識を持つ人だけが教える形式や、経験値の豊富な人だけがリードする方法では、現代の多様性を活かした研修は成立しません。
世代、性別、国籍、そして異文化の壁を越え、参加者全員が講師役になって成長できる環境をつくることが重要です。それぞれの背景や視点が交差し、新しい学びを創り出す場こそが、これからの時代に求められる研修の形です。
クロスリードは、単なるリーダーシップではなく、全員が主体的に参加し、学び合う文化を育てます。このアプローチこそが、組織全体の成長と変革を加速させる鍵となるのです。
クロスリードを導入する際には、多様性や変革志向を推進しながらも、企業が大切にしてきた伝統や文化との調和を図ることが重要です。
例えば、新入社員の柔軟な発想、中堅社員の豊富な経験、管理職の目標をそれぞれ反映させることで、全社的な一体感を保ちながら、研修プログラムを構成・運用することができます。
クロスリードは「変える」だけではなく、「つなぎ直す」アプローチです。伝統と革新をクロスする架け橋として機能します。
組織の成長には、新入社員やミドルマネージャーといった現場に近い人材が主導的役割を担う仕組みが必要です。外部専門家任せの研修では得られない、現場の視点を活かした持続可能な研修環境を整えることで、組織全体の底力を引き出すことができます。
特にリーダーシップ研修は、次世代・ミドルマネージャーが中心となり運営する「ミドル主導型」が理想的です。これにより次世代リーダーの育成が進み、組織の未来を支える強固な基盤を築きます。
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お客様の課題や目標を詳細にヒアリングし、研修の目的や内容を一緒に明確にします。必要に応じて、カスタマイズされた研修プラン、サービスプランの「アウトライン」をご提案させていただきます。
お見積りは「企画」と「実施」部分を分けてご用意いたします。これは企画部分だけ発注されるお客様と両方を合わせて発注されるお客様がいらっしゃるからです。
提案内容にご納得いただけましたら、正式な契約を締結いたします。契約後、詳細なスケジュールや進行方法についてご担当者様とコーディネーションをとりながら、ご案内いたします。
お客様のご要望に従い、個別、またはグループでヒアリングを展開いたします。関係者様のインプットを元に、伝統と革新をクロスできる内容で研修プログラムの詳細を作りこみ、企画書を作成いたします。
企画書にある研修プログラム内容を実施します。お客様のご要望によりますが、通常はパイロットプログラムという形で2~3名の参加者を対象に一か月程度の小プログラムを実施します。
パイロット段階なしで実施することももちろん可能です。
企画のみご要望のお客様とのフォローアップは、必要に応じて研修を実施段階に持ち込むためのご提案をさせていただきます。
パイロットプログラムを実施されたお客様とのフォローアップは、参加された方々からのフィードバックを利用した研修プログラムの評価、それをもとにネクストステップを提案させていただきます。